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7年連続で、世界で一番住みやすい街1位「メルボルン」
メルボルンは世界で一番住みやすい街1位に7年連続で選出されました街としても有名です。
オーストラリア南部に位置するメルボルンはビクトリア州の州都で、英国の古い街並みが残り、近代的な建物ともうまく調和したとても落ち着いた街です。
市内には数多くの公園や庭園が点在し、ビジネスエリアながらも、憩いの場を見付けることができます。
街全体が基盤の目のように整然とされており、学校もほとんどが市内にあるため、通学に非常に便利。
またあらゆる方向にトラム(市電)が走っており、ビーチや郊外にも簡単にアクセスできます。東京から約10時間15分。
メルボルン留学の魅力とメリット・選ばれる理由
オーストラリアに留学する学生やワーキングホリデーに人気の都市「メルボルン」。
選ばれる理由やメリット・デメリットをお伝えします。
学園都市である
メルボルンには、名門大学が多くつらなり、学園都市としても有名な都市です。
学生が多いため図書館の設備が充実しており、特に「ビクトリア州立図書館」は”美しすぎる図書館”としても有名です。
イギリス色がどこの街よりも濃いため、イギリスやヨーロッパに憧れる方にはとてもおすすめです。
教育水準の高いメルボルンは世界で最も留学生に人気の高い留学都市の1つです。
大学は東海岸に多く、ブリスベン、シドニー、キャンベラ、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の他に合計21あります。
8つの大学がメルボルン、南海岸のアデレードに6つの大学、アデレードとメルボルンの間に1つの大学があります。学園都市であるメルボルンでは、図書館などの学べる施設が充実されており、しっかりと勉強したい方におすすめです。
州立図書館はまるで美術館のような美しい内装で、こんなところで宿題をするだけで「海外に留学にきた!」という実感を持っていただけます。
物価が高すぎない都会である
オーストラリア第2の都市でありながら、物価がそれほど高すぎずに暮らしやすいのが魅力です。
またトラムで15分ほど離れるだけで住みやすい住宅街となり家賃物価も安くなります。
メルボルンの最低時給はA$18.93。
1ドル78円で換算すると1,476円。東京の賃金に対して随分異なります。
日本の地方の賃金に比べたらさらに差がでます。
土日は1.5倍、祝日は2倍の時給になりますので、留学中の生活費は現地で賄いながら生活する学生が多いです。
メルボルンのスーパーマーケット
メルボルンのスーパーマーケットは、Coles、Woolworth、IGA、ALDIの4店が一般的です。街を歩くとどこにでも見かけます。
IGAは日本の「まいばすけっと」的な存在で、コンビニよりはモノが多いけど、スーパーよりは少ない、という感じです。
ALDIは店舗数が少ないです。これは激安スーパーで、特に移民に大人気だと思います。
ColesとWoolworthはイオン、西友のような大型店舗で、オリジナルブランドを持っており、おそらく一番利用者も多いでしょう。
店舗はどこの街にも無数にあります。
カフェとアートの街
コーヒーの本場であるメルボルンは、カフェの数が非常に多いです。カフェストリートがあり、多くのカフェがひしめきあいます。
バリスタを目指す方には絶好の街といえるでしょう。アートのレベルも高く、街中には壁に自由にグラフィックアートを描ける通りもあり、芸術家が腕を競える場所がたくさんあります。
メルボルンの衣料品
衣料品店は、ユニクロ、H&Mはじめ、TARGETというオーストラリアの激安ショップもおすすめです。
「TARGET」は衣料品以外にも雑貨も販売しており、とにかく安くて留学生の味方です。Kmartも同じく格安量産店です。
ちょっと高級な百円ショップ?というクオリティですので、Tシャツ5ドルなど捨ててもいいようなレベルのものならここで十分です。
「COTTON ON」は現地のガールズに一番人気だと思います。
109的な感じでしょうか。かわいくて安い服がたくさんあるので、ファッション性を重視したい女子にはおすすめです。
また、セレクトショップや、古着屋さんも多いメルボルン。街では個性的なファッションの人たちをたくさん見かけます。
移民が多いこともありますが、流行というのが正直見えないのがメルボルンの良さです。みんなが自由に自分に似合うおしゃれを楽しんでいます。
仕事が多い
オーストラリア第2の都市ということで、街のサイズが大きいため仕事の母数も多いです。特に飲食店の数は無数に存在します。また、観光客も多く訪れるためホテルも多く、ホテル内のレストランでの仕事も多いです。
仕事の見つけ方としては、レジュメと言われる履歴書を直接お店に配るのがもっとも一般的です。日本では考えずらいですが、オーストラリアでは何十年も昔から一般的です。
履歴書を見てオーナーさんが気に入ると、トライアルと呼ばれるテスト雇用に呼ばれます。ここで1日働いてみて、実際に雇うかどうかの判断がされます。
仕事内容はジャパレスと呼ばれる日本食レストラン、皿洗い、調理、接客、レジ、ホテル清掃、ルームサービス、ベッドメイキング、カフェでバリスタ、販売接客、オフィスワークなど多岐に渡ります。英語力に応じて、仕事の種類はかわってきます。
移民の街
オーストラリアは移民で構成されている国ですが、中でもメルボルンは特に移民が目立ちます。
イタリアン人街、ベトナム人街、韓国料理エリア、ギリシャ料理エリア、中東エリアといった形で、中華街以外にも様々な国の人たちがコミュニティを作り、本場の料理を振る舞います。
スポーツイベントが多い!
メルボルンはスポーツイベントが多いことでも知られています。
フィリップ島ではオーストラリアンバイクグランプリ2020が行われます。
最高のスピードとアクションで、熱狂的なファンと世界最速のライダーが近くで見れて大迫力。
世界で最も速いサーキットの1つで世界クラスのオートバイレースを目撃できます。
夏はオーストラリアンオープンでグランドスラムが開催もされます。
2週間以上にわたって、ナダル、錦織圭、ロジャーフェデラー、ジョコビッチなどの世界最高のテニスプレーヤーがメルボルンパークでグローバルステージに集まります。
毎年、全豪オープンは、優勝トロフィーを求めてアスリートが激しく争います。
街中には巨大スクリーンが設定され、屋外でも観戦を楽しむことができて、この時期は街がテニス一色に染まります。
アリーナコートでの観戦はチケット代金がやや高いですが、入場券だけあれば、中の芝生エリアでは、出店やステージが出て、お酒を飲みながらピクニック感覚で過ごせます。留学生たちもこの時期はみんなで入場チケットを購入して、オーストラリアオープンを楽しんでいます。
メルボルン留学のデメリット
デメリットと言えるものは多く有りませんがあえて挙げるなら以下の内容が注意点です。
天気が変わりやすい
生活も便利で住みやすく、あまりデメリットのないメルボルンですが、強いていえば天候が読みずらいです。夏でも寒くなったりするので衣替えがしずらいです。
「1日のなかで四季が来る」と言われているほど、天気が変わりやすいです。
乾燥に注意!
メルボルンのお天気で特徴的なことは、その乾燥した空気でしょう。
1日に四季があるとよく言われ、夏でも朝・晩は冷え込むと言われますが、湿度の低さが肌寒さを感じさせているのでしょう。
冬でも気温はめったにマイナス(零下)にならない温暖な気候で、雪も市内には降りませんが、乾燥した風が高い湿度になれた日本人には、冷たく感じます。
夏には熱い北風(!)がふいて、時々35度をこえる日がありますが、同じく空気が乾燥しているので日陰に入れば過ごしやすくなります。
女性だけでなく、男性もお肌の乾燥には十分ご注意を。また、水分を十分補給することをお勧めします。
(ただし、乾燥しているとビールがおいしいので、飲みすぎにもご注意ください!!)
前述しましたが、一日のなかに四季があるともいわれ、日中は暖かくても、朝晩は冷え込むことがあり、服装には注意が必要です。特に季節の変わり目には長袖のカーディガンや上着など羽織れるものをご持参いただくことをお勧めします。
日本の22倍という広大な大陸のオーストラリアのなかでは、もっとも四季という季節を明確に感じることができる地域といえます。
メルボルンの基本情報
メルボルンの人口は338万人の大都市で、オーストラリアでは第2の都市でありビクトリア州の州都です。
正式名称 | メルボルン(Melbourne) |
---|---|
州 | ビクトリア州(Victria:VIC) |
人口 | 348万人 |
面積 | 8,806 km2 |
空港 | メルボルン(タラマリン)空港(MEL) |
気候 | 西岸海洋性気候 四季がはっきりしており、夏は暑く、冬は寒くコートなど必要です。 |
通貨 | オーストラリアドル(AUD) 1AUD=83.67円(※2021/04/22 16:00 現在) |
電圧 | 240ボルト (コンセントプラグ:Oタイプ) |
日本との時差 | +2時間(サマータイムあり) |
日本からの所要時間 | 約14.5時間(直行便あり) |
メルボルンの仕事
飲食やホテルなどホスピタリティに関連したお仕事が多いです。
接客、調理、皿洗い、デリバリー、清掃、ツアーガイド、受付業務、事務職などの職種になります。
仕事の見つけ方は履歴書を持って直接お店に交渉したり、インターネットで募集されている場合はメールで問い合わせをします。
また、「友達の紹介」というのも多いです。
メルボルンの公共交通機関
メルボルン市内の主要公共交通機関には、トラム、電車があります。
トラムは市内は無料で乗車できるエリアとなっており、観光客でも歩きつかれた際に気軽にトラムに飛び乗れて便利です。
myki cards マイキカードと呼ばれるパスを購入すると便利です。
メルボルンの気候と気温
メルボルンは天気が変わりやすいことで有名ですが、しっかりと渡航を計画をすれば楽しむことができる街です。
気温や降雨量の情報を留学の計画に役立てましょう。
メルボルンの夏は平均気温が14~25.3℃と暖かく、乾燥していて3日以上暑い天気が続くこともあります。
ベストシーズンである夏は日照時間が最も長く、日の入りが午後8時45分頃となり、夜9時近くなってやっと陽が沈むので、一日を有意義に長く過ごすことができます。
メルボルンの年間の気温と降水量
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温℃(平均) | 25.9 | 25.8 | 23.9 | 20.3 | 16.7 | 14.1 | 13.5 | 15.0 | 17.2 | 19.7 | 22.0 | 24.2 | 19.9 |
最低気温℃((平均) | 5.5 | 4.5 | 2.8 | 1.5 | -1.1 | -2.2 | -2.8 | -2.1 | -0.5 | 0.1 | 2.5 | 4.4 | 1.1 |
降水量mm | 47.6 | 48.0 | 50.3 | 57.4 | 55.8 | 49.0 | 47.5 | 50.0 | 58.1 | 66.4 | 60.4 | 59.5 | 650 |
メルボルンの観光スポット
ショッピングエリア
メルボルンの魅力を満喫したいなら、迷わずストリート探訪へ。
レーンウェイと呼ばれる路地裏には、ローカル御用達の小粋なカフェやショップが軒を連ねています。
メルボルンは、オーストラリアのカフェ文化の聖地。
熱い観戦の後は、おしゃれなオープンカフェでひと休み。
個性的な雑貨やハイセンスな洋服など、宝探し気分が味わえるショッピングもぜひ楽しんでください。
小粋なカフェやセレクトショップ、ヴィンテージを扱うインテリアショップなど、五感を刺激するお店がずらり。
マーケット Markets
全豪オープンテニスに負けないほど、活気にあふれている場所がマーケットです。
120年以上の歴史を持つクイーン・ビクトリア・マーケットは、7haの敷地内に1000軒以上の店が並んでいます。
新鮮な食料品、ハウスウェア、日常雑貨、衣類などのほか、大型フードコートも併設。そのほか、個性的な店が集まるサウス・メルボルン・マーケット、最古の歴史を誇るプラーン・マーケットなど、ローカルと一緒にマーケット巡りを!
ロイヤル・エキシビション・ビル(王立博覧会ビル)
カールトン庭園内に建つロイヤル・エキシビション・ビルは、1880年に行われたメルボルン万博のために建設されました。
19世紀に各地で開催された万博の歴史を伝える、世界で唯一現存する貴重な万博建造物。
ビザンチン様式、ロマネスク様式、ルネッサンス様式を融合した壮麗な建物で、現在もイベントや展覧会などに活用されています。
1901年、オーストラリア連邦結成が宣言された歴史的な場所でもあります。
スポーツ観戦で熱く燃えた後は、世界遺産の感動に包まれてみては。
グレート・オーシャン・ロード(The Great Ocean Road)
熱戦冷めやらぬ興奮を爽快なドライブでクールダウン。
サーフィンのメッカとして知られるトーキーから、海岸沿いを走る快適なドライブルートが始まります。
沿道の街に立ち寄って、シーフード料理も堪能しましょう。行程の中程に差しかかると、風景は一変して温帯雨林が茂る森に出会います。
さらに西へ向かい、断崖絶壁が20kmに渡って続くポートキャンベルへ。ここでは奇岩がそびえ立つ“12使徒”が見られます。
特に夕暮れの風景はドラマチック。スポーツとは違った興奮をぜひ味わって!
アクセスは、東の起点トーキーはメルボルンから南西へ約95km。トーキーからアランスフォードまで全長約260kmの行程。
ヤラ・バレー(Yarra Valley)
スポーツ観戦だけでなく、極上ワインにも酔ってみるのはいかがでしょう。
ヤラ・バレーはオーストラリア屈指のワイン産地。70以上のワイナリーが点在し、ピノ・ノワールやシャルドネから醸造される一級品のワインがそろっています。
ワイナリーツアーやテイスティングで、お好みの逸品を探してみて。
セラードアやレストランを併設しているワイナリーも多く、ブドウ畑が広がる絵のような美しい風景を眺めながら、豊かな食文化を堪能してください。
アクセスは、メルボルンから北東へ車で約1時間。
フィリップ島(Phillip Island)
ペンギンパレードとひなを見るならおすすめは12月~2月。
体長30cmのリトル・ペンギンがよちよち歩く姿は「かわいい!」のひと言。
ペンギン・パレードで有名なフィリップ島は、野生動物の楽園になっています。
島の2750haを占める自然公園内には、ペンギン保護区のほか、コアラ保護センター、湿地帯などがあります。リトル・ペンギンをはじめ、コアラ、カンガルー、ウォンバット、エミューなど、オーストラリア固有の動物との出会い。野生動物との触れ合いは、スポーツとはひと味違った感動を与えてくれます。
アクセスは、メルボルンから南東へ車で約2時間。
写真で見るメルボルンの魅力
石畳の小道にカフェ。コーヒーの香り漂う文化的な町。南半球のロンドンのような
そんな街並みは海外へ留学に来た!という実感を感じていただけるはずです。